お水やりについて
- yahairandplants
- 2024年3月16日
- 読了時間: 5分
こんにちは、イマイヨメです。
花粉がひどいので、出来ればリモートで仕事をしたいものですが、なんせそれでは何も出来ない。どうしたものか。
そして今日は、リモートでは無理なこと第一位の〈お水やり〉について、です。
まず、お水やりの頻度について。
「毎日あげないといけない?」と聞かれることも多いのですが、結論から言いますと、毎日は必要ありません。
基本的には『土が乾いてから』になります。
土が乾くタイミングは、季節やおうちの環境などによって、かなり変わります。
なので例えば「1週間に1回あげてくださいね」と、わたしは決して言いません。
あくまでも『土が乾いてから』です。
ですので、まず植物をお迎えした際には、どのくらいで土が乾くのかを確認してみてください。
少し手間はかかりますが、土を触って確認するのが一番わかりやすいかなと思います。
触ってみて、手に土が付かなかったり、付いてもぱらっと落ちるようであれば乾いている可能性が高いです。
最近は土に挿すだけで乾きがわかるような道具も登場してますので、そういったものを活用するのも手かもしれませんね。(※ちなみにうちでは取り扱ってません、すみません。)
お水のあげすぎは根腐れを起こすリスクが高くなりますので、くれぐれもご注意を。
それとあげたのに、なかなか土が乾かない、というのも良くありませんので、この場合はなるべく風通しを良くし、早く土が乾くよう心がけてあげてください。
大体の目安としては、1週間に1度は土が乾くほうが良いかなと思います。
そして次にお水の量は、全体に回しかけ、鉢底にじんわりとお水が滲み出てくるくらい、たっぷりと。
せっかくお水をあげていても、しっかり吸収できていないとお水不足になることもあるので、あげる時にはたっぷりと、が基本です!!
ただ注意して欲しいのが、土がカチカチで、しっかりとお水を吸収できていない場合があるということです。
単純に土を指で触った時に土がほとんど掘れなかったり、お水をあげると間も無く底から出てくる場合や、逆に表面のお水がなかなか染み込んでいかないような状態の時は、土がかたくなっているかもしれません。
では、そんな時はどうしたらいいのか。
わたしはいつも、お水にどぼんします。
お水にどぼんとは、なんぞや?
もう本当に、そのまんま。
バケツに鉢全体が浸かるくらいのお水をため、その中にどぼん、とするだけです。
おそらく、しばらくはぷくぷくと気泡が上がってくると思いますが、それが出なくなれば、しっかり浸透した合図です◎
大きい鉢は、なかなかこのどぼん作戦は難しいので、ゆーっくりゆーっくりとお水をあげてもらうと良いかもしれません。
バーっと勢いよくあげてしまうと、きちんと浸透せずに鉢底から出てきてしまうので、気を付けてくださいね。
そしてさらに次は、お水やりの時間帯。
冬場は冷えてしまうといけないので、夕方や夜間は避け、午前中や日中の暖かい時間帯に。
逆に夏場は、朝夕の涼しい時間帯がおすすめです◎
以前、【冬の植物たち】でもお伝えしましたが、冬場は根が寒がってしまうといけないので、冷たくない、常温のお水をあげるのもポイントです。
そして最後に、葉への霧吹き。
土へのお水やりとは別で、これも、ぜひともやって頂きたい。
なぜして頂きたいかとがいうと、葉が乾燥するとハダニやカイガラムシなどの害虫が付きやすくなるから。
虫なんて見たくもない、という方がほとんどだと思いますので、まだの方は是非この機会に、霧吹きも取り入れてみてください。
冬の時期は乾燥するので入念に、葉の表面だけでなく裏側もしっかりと霧吹きを。
お水やり同様、冬の時期はなるべく暖かい時間帯にするのがオススメ◎
夏もまあ、暑い時間帯はやるのがしんどいと思いので、涼しい時間にどうぞ!(適当か)
わたしは梅雨の時期などの、あまりに湿度の高い日以外は、毎日霧吹きをするようにしてます。(※お店のしか出来てない)
逆に梅雨の時期はあまりにジメジメが続くと、カビやキノコが生えたりするのでご注意くださいませ〜。
カビやキノコを発見したら、すぐさま取り除いてあげてくださいね。

さてさて、頻度や量、時間帯などなど。
色々と申し上げましたが、慣れてくればそんなに難しいことではないので、どうかご安心を。
(植え替えの時にも、同じようなことを書いた気がするぞ。)
多肉植物やサボテンなどは、またお水やりの頻度も変わってくるので、詳しくは育て方を見てね☆(急にフランク)
こうして文章にまとめてみて、改めて、リモートではなんともならないな、と痛感いたしました。
誰かわたしのために、土の乾きをちゃんと感知し、しっかり種類を見極められるお水やりロボットを、発明してはくれまいか。
と言いつつ、本当にそんなロボットが出来てしまって自分の仕事が無くなったら困るので、毎日せっせと、頑張ろうではないか。
植物をご購入の際には、お水やりについても改めてお伝えしますので、ご安心くださいませ〜。
その他、分からないことがあれば、分かる範囲でお答えいたしますので、ご遠慮なくご相談くださいね。
(分からない時は、はっきりそう言うつもりです。それも勇気だ。)
では、また〜。
イマイヨメ
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